2018年05月22日

傷口を片手で押さえながら

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吉田潔でございます。

『KIZU~割り切れなかったものの余りたち~』
お陰様を持ちまして、無事に終演致しました。
共に闘った共演者の皆様、支えて下さったスタッフ、お手伝いの皆様、素晴らしい作品を書き上げ、カッコいいビジュアルを仕上げて下さった作・演出の宮元多聞氏、そして何より、ご来場下さった多くのお客様、応援して下さった全ての皆様に、心から感謝申し上げます。

今回、team紅さんとの合同公演という事で、DISH初のハードボイルド作品。舞台上で次々に人が死んでいく、凄惨なストーリーでしたが、その中にもDISHらしさ、宮元氏らしさが確かにありました。
根っこにはしっかり愛が溢れている、優しい話だったと思います。
間違いなく、DISH史に新たな一頁を刻んだ、あるいは新たな章の幕を開けた名作だったと思っています。この作品に関われた事、本当に幸せでした。

打ち上げの挨拶でも言ったのですが、私はこの作品、『KIZU』という名のKIZUNAの芝居だったと思っております。
稽古中、宮元氏から「これは傷口を片手で押さえながら必死に生きる人達の物語にしたい」との言葉がありました。
傷を抱えているから、痛むから、それを片手で押さえ、残った片手できっと必死で誰かと手を繋ぐのだな、と。或いは繋ごうと、必死で手を伸ばすのだな、と。
でも、繋いだその手が離れてしまい、離した方も離された方も、また傷付いたり……
そんな、どうしようもない現実の中ででも生きていくしかない全ての人達への優しく、力強いエールだったのではないか、と。

そして、物語だけではなく、 恐らくは、この作品が無ければ、知り合う機会が無かった多くの仲間とも知り合えました。そういった意味でも、私にとっては絆の舞台でした。

長くなりましたが、改めて、この作品に関われた事、関われる絆を与えられた事に、心から感謝します。
全ての繋がりに、ありがとうございます!


sidedish17 at 16:29|PermalinkComments(0)

小道具紹介その③

プリッツの首輪とネームタグ


台本にプリッツを散歩に連れ出しているシーンが出て来た時には、目の前が一瞬真っ暗になったのを今でもよく覚えています(笑)

デカクて、凶暴で、でもどこか愛嬌もなくてはならないので、フランケンウィニー的な、現実には有り得ない造形の犬科動物の縫いぐるみ(ま、実際には縫わずに手芸用ボンドで対応するつもりでしたが)を作らなければならないと思って、必死で思案を巡らせておりました。
しかし、幸いプリッツは〇マゾンでホワイトタイガーの縫いぐるみをポチったとの情報を聞き、ホッと一安心して、ネコっ可愛がり感を出す為の首輪の製作に取り掛かりました。
以前、百均で犬の首輪を見かけた記憶が有ったので、それをデコろうと思っていたのですが、どこへ行っても見付からなかったので、他の手を考えなければと思っていた所、まいたけこと竹下舞ちゃんが、以前犬をやって、首輪と、残り材があると言うので、持って来てもらいました。
巻いてみると、残り材がプリッツの首周りにピッタリ。ならば後はデコるだけ。ビーズをボンドで貼り付けて行きました。
ネームタグは、コルクボードを切り出した物です。

以上でーす!
ね?少ないでしょ?

以上、小道具係の吉田潔でした!



sidedish17 at 16:24|PermalinkComments(0)

小道具紹介その②

血糊汚しシリーズ。
まさかDISHで、血糊汚しを掛ける日が来ようとは!



繕のスマホ。
劇中で綺麗な状態で、繕本人が使う場面がある為、モック携帯、二台同じ物を手に入れ、片方だけに汚しを掛けました。手に直接絵の具を塗って、ガッツリ握るという、ストレートな手を使ってます。
表面が若干弱かったので、後から指先に付いた血で、滑ったような跡と、泥汚れ的な汚しも足しました。


実のナイフ
これも同じく、柄部分の汚しは、手に絵の具を塗って握った物です。
刃先は、ペーパーで目荒ししてから普通に塗りました。


繕の携帯のリコーダー型ストラップ
作ってはみた物の、強度の関係でボツになった物。本番で使用した物は、今回、サポートに廻ってくれた吉田みゆ紀ちゃんが、木の丸材から削り出しで作ってくれました。
そっちは写真撮り忘れちゃった。誰か撮った人いないかしら?

その③に続く



sidedish17 at 16:10|PermalinkComments(0)
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